サイバー攻撃されないセキュアな環境作りに不可欠なものは?
新型コロナウイルス感染症の拡大によるテレワークの増加により、外部からのアクセスを推進する上でセキュアなアクセスの構築や侵入された場合に起こるラテラルムーブメントなど、更なるセキュリティ強化を進めていく必要性が高まっています。
一方、運用側では一連の攻撃プロセスを複数のセキュリティ製品のアラートに、中から的確に検知・対応する運用を実現することが非常に困難な状況であり、レジリエントな環境を作ろうにも調査に時間がかかり、対応までのリードタイムを減らす事も困難な状況である事も知られています。
今回のセミナーではCASBとSWGのリーディングカンパニーであるNetskope様とNDR(Network Detection and Response)の企業であるExtraHop様と共に、課題におけるセキュアな環境作り、およびレジリエントな環境作りに最も必要な検知、調査、対処の側面から高度化・効率化に対する方策を機械学習を活用したSIEMプラットフォームをご紹介します。
門林 雄基 氏
奈良先端科学技術大学院大学
サイバーレジリエンス構成学 研究室教授
浅野 俊一郎
Exabeam Japan (株)
テクニカルアライアンス
エンジニア
白石 庸祐氏
Netskope Japan (株)
エバンジェリスト
福山 貴也氏
Extrahop Networks Japan(株)
カントリーマネージャー
14:00-14:30
現在進行形のゼロトラスト戦術
近年、従来の境界型防御に加えて、ゼロトラスト・アーキテクチャが注目を集めています。ゼロトラストに「正解」を求めるセキュリティ責任者や管理者が増えつつありますが、ゼロトラストは究極の目標なのでしょうか。本講演
では、ゼロトラストは多様化・高度化する脅威と対峙するための現在進行形の「戦術」であるということを述べ、脅威の進展にあわせて戦術をアップデートしていくことの重要性を例を交えながら見ていきます。最後に、教条主義に
陥ることなく、組織や情報システムを効果的に守るためのゼロトラストの実践について展望します。
奈良先端科学技術大学院大学
サイバーレジリエンス構成学研究室教授
門林 雄基 氏
14:30-14:50
内部不正をどう防ぐか - SASEによるクラウド・Web・リモートアクセスの保護
DX、クラウド利用、テレワークなど、ビジネスの生産性を高める行動には必ずリスクが伴います。ですがリスクに目を背けてしまう、もしくは気づいていないというお客様が多いのが現状です。クラウド経由での情報漏洩やVPNの危険性、それらをSASEソリューションであるNetskopeがどう解決するのかを、リアルな例を示しながらご紹介します。
Netskope Japan (株)
白石 庸祐 氏
14:50-15:10
脅威の侵入、感染拡大をリアルタイムに検知し早期対応を実現するNDRプラットフォームのReveal(x)
高度化するサイバー攻撃に対しては、脅威の侵入を事前に「予防」するという考え方から、侵入されることを前提とした対策が求められています。ネットワークトラフィックをベースに、機械学習がネットワーク環境を包括的に可視化し、不審な振る舞いをリアルタイムに検知することで、侵入した脅威に迅速に対応が可能となるExtraHopのNDRソリューションをご紹介します。
Extrahop Networks Japan(株)
福山 貴也 氏
15:10-15:30
TDIRを実現し、サイバーレジリエントな環境を提供する次世代SIEMプラットフォームのUEBA
様々なデータソースとの連携によって現状を可視化、TDIRを実現するためにUEBAを中心とした
次世代SIEMプラットフォームによってオンプレからSaaS、エンドポイントからネットワークも含め、
統合的な観点でユーザやアセットの行動を分析し、サイバーレジリエントな環境を提供するExabeam
のソリューションをご紹介します。
Exabeam Japan (株)
浅野 俊一郎